キッチンリフォームでムダな動きを減らす！家事動線を整えるポイント

「調理スペースが狭い」「冷蔵庫、シンク、コンロの移動が多い」「家族と一緒に料理するとぶつかる」…このようなストレス、ありませんか？ 実はこれらの原因は”キッチンの家事動線の悪さ”にあるかもしれません。
キッチンの動線がスムーズなら、ムダな動きが減り、家事の負担もグッと軽くなります！今回は失敗しないキッチンリフォームのコツを解説します。「毎日の料理をもっと快適にしたい！」と思われる方はぜひ参考にしてください。

家事ストレスにつながる？キッチンでの困りごと3つ

キッチンを不便に感じるのには、ムダな移動の多さ、スペースの狭さ、調理中の不便さなどが挙げられます。

ムダな移動が多い

冷蔵庫から野菜を取り出してシンクで洗い、コンロで調理して…そのたびに行ったり来たりしていると、意外と時間も体力も使いますよね。特に、冷蔵庫・シンク・コンロの配置がバラバラだと、料理中に疲れてしまうことに…。

作業スペースが狭い

料理をしようと思ったら、まな板を置く場所がない…なんてこと、ありませんか？調理台が狭いと、食材を切るのも一苦労。また、お皿や調理器具がゴチャゴチャしているとスムーズに作業できず、ストレスが溜まりますよね。収納が足りないと、物があふれて余計にスペースが狭く感じることも。

二人でキッチンに立つとぶつかってしまう

家族やパートナーと一緒に料理をするとき、冷蔵庫の前やシンク周りが狭いと動くたびにぶつかりやすく、せっかくの楽しい料理時間がストレスになることも…。また、お子さんが料理に興味を示す年齢になると、調理中の安全性にも気を配る必要があります。

家事ラクなキッチンにする動線のポイント

今のキッチンに不便さを感じるなら、リフォームを検討するのも一つの方法です。使い勝手がよく、住む人みんなが満足できるキッチンの作り方を見ていきましょう。

ワークトライアングルを意識する

ワークトライアングルとは、「冷蔵庫・シンク・コンロ」の3つを結ぶ動線のこと。バランスよく配置することで調理中の無駄な移動を減らし、スムーズな作業が叶います。

＜理想的なワークトライアングルの条件＞
・3つの距離が近すぎず、遠すぎない
・冷蔵庫 → シンク → コンロの順に作業しやすすい配置
・動線上にゴミ箱や収納などの障害物がない

広い作業スペースを確保できる工夫を！

調理スペースが狭く、お皿や調理器具がゴチャゴチャしていると、スムーズに作業できずストレスに。リフォームで新しいシステムキッチンに取り替えるならキッチンカウンターの調理スペースは広めにとりましょう。

＜一般的なシステムキッチンの幅＞
・システムキッチン全体の幅：2,550mm
・調理スペースの幅：約770mm〜800mm

キッチンの広さに余裕があるご家庭は、大きめのシステムキッチンを選ぶことで作業スペースも広く取れます。

出典：株式会社LIXIL

キッチンがコンパクトな場合、ボウルやまな板を仮置きできるアイテムを活用すれば、調理スペースが広がってとても便利です！

家事がはかどるシステムキッチンおすすめ商品

LIXIL「シエラS」

出典：株式会社LIXIL

コスパ重視のお客様に人気のキッチン「シエラS」は、デザインのバリエーションと収納の種類の豊富さが特徴です。

シエラSには家事効率を上げるための機能がいろいろあります。

出典：株式会社LIXIL

例えばこの「クイックパレット」は必要なときにサッと引き下ろして使える、水切り機能付きの仮置き棚。調理スペースを広く確保できるため、仕上げに使う食材や頻繁に使う調理道具を一時的に置くのに便利です。作業スペースに余裕が生まれ、調理の効率もアップ。使い終わったらパレットを上げるだけで、キャビネット下にスッキリ収納できます。

シエラSはシンク下の収納も充実しています。

出典：株式会社LIXIL

写真のスライドストッカーは、空間を最大限に活用できる大容量収納が魅力。足元のケコミ部分までムダなく使い、たっぷり収納できる設計です。さらに、引き出しは奥行きいっぱいまで引き出せる構造です。

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パナソニック　「Vスタイル」

出典：パナソニック株式会社

パナソニックのシステムキッチン「Vスタイル」は、調理中の安全や環境に配慮した機能を搭載したキッチンです。魅力のひとつは、3つの鍋を横並びで同時に使用できるデザインの「トリプルワイドIH」コンロを採用できるところです。

出典：パナソニック株式会社

トリプルワイドIHは3つの鍋を余裕を持って置ける仕様になっていて、同時調理をムダな動きなしに行えます。

コンロの手前には調理スペースがあり、野菜を切ったり、調味料を置いたりと作業がスムーズです。​また、2人並んでの調理もゆったりと行えるため、家族での料理がより楽しくなります。

出典：パナソニック株式会社

毎日のように使うシンク下の収納は、収納力はもちろん使い勝手の良さにもこだわりがあります。深型のフロアストッカーには高さ305mm（奥行650mmの場合）までの調味料やパック類をスッキリ収納可能。たっぷり収納できて、出し入れもスムーズです。

家事動線が良くなったリフォーム事例

ここからはオンリーワンリフォーム石友が手掛けた事例をご紹介します。キッチンリフォームの参考にしてください。

事例1：LDKリフォーム～家族が集うアイランドキッチン（石川県内灘町）

Before

After

・エリア：石川県内灘町
・リフォーム費用：700万円
・工期：90日間
・築年数：26年
・トーヨーキッチン

リフォーム前のキッチンは広さはじゅうぶんでしたが、リビングと離れていたのが課題でした。今回のリフォームでは、キッチンの場所を変更し、アイランド型に変更。リビングと一体化させることで料理を運びやすくなり、ご家族との会話が弾むキッチンへと生まれ変わりました！

さらに、キッチンを移動させたことで4.5畳の洋室も確保。お客様にご満足いただけるリフォームとなりました。

> こちらのリフォーム事例を詳しく見る

事例2：キッチン背面収納リフォーム～使い勝手が向上した背面収納（石川県金沢市）

Before

After

・エリア：石川県金沢市
・リフォーム費用：16万円
・工期：1日間
・築年数：5年
・クリナップ ラクエラ 背面収納

こちらは、キッチンの使い勝手向上のために背面収納を変更した事例です。もともとあった収納棚は大きく、少し圧迫感もありました。また、棚の上の方は物が取り出しにくいという問題も。

そこで、今まで使っていた背の高い収納棚ではなく、カウンタータイプを採用。今まで使っていた炊飯器やオーブンなども、カウンター上に使いやすく並べられます。下部にはゴミ箱を置くことで、スッキリしたキッチンが実現しました！

> こちらのリフォーム事例を詳しく見る

まとめ

キッチンリフォームでレイアウトや収納を最適化すると、家事効率アップ！家族といっしょに料理を楽しんだり、片付けがサクサク終わったりと、毎日の暮らしが快適になります。

また、最近のシステムキッチンは、作業効率をアップさせる工夫がたくさん！キッチンのレイアウトを変えられない場合、キッチン交換だけでも家事がしやすくなりますよ。

メーカーごとにも使い勝手は変わってくるので、ぜひ実際にご体感ください。オンリーワンリフォーム石友のショールームには、さまざまなメーカーのシステムキッチンを展示しているので、見て・触って・比べていただけますよ。

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