お風呂リフォームの際に同時に考えたいのはボイラーをどうするかということです。
最近のユニットバスは浴槽まわりに断熱材が設置されておりますので、魔法瓶水筒のように冷めにくい浴槽になっています。図の商品は4時間経過しても低下温度は2.5°Cということで、入浴の度にお湯をつぎ足しするようなことが少なくなりました。
とはいっても、家族が順番に出入りすることで浴槽の温度は下がっていきますので、温度を保つためには少なからずお湯を足す必要があります。
最近では、浴槽内温度を一定に保つための機能やボタン一つで浴槽内の温度を温かくしたり、自動お湯はりができたりということで、非常に便利になってきました。
しかし、これらの機能はユニットバスの機能ではなく、ボイラーの機能です。この機能を有したボイラーを設置する際には、ボイラーから浴槽まで循環ホースの設置、またリモコンの設置や配線もしなければいけませんので、ユニットバスの設置をご希望される際には、原則はそれと同時にボイラーも交換する必要があります。ですのでお風呂リフォームを検討される際にはボイラーの検討も同時に行うと良いと思います。