お風呂リフォームを要望される理由として「寒いから」という方がほとんどではないでしょうか。
ユニットバスを用いることでお風呂内の断熱性は飛躍的に向上します。ユニットバスはパネルで壁・床・天井部を組み立てますが、建物と隙間を空けて設置しますので、外壁などからの熱伝導を遮断する形となり、外気の影響を直に受けづらくなります。また、床・壁・天井のパネル形成ですので、密封性が上がることも浴室の断熱性が向上する理由です。
それに加え、最近のユニットバスは床・壁・天井、浴槽まわりに断熱材が設置されている商品もあり、非常に快適に入浴ができるようになりました。


昔と比べて断熱性は向上しましたが、冬場の入浴が全く寒くないかというと、そういうわけではありません。
中にはユニットバスを設置しても寒いと感じられる方も実際にいらっしゃいますが、
それは人によって寒さに対する感じ方が異なるということです。
原則として入浴の際は浴槽にお湯を溜めることで、その湯気で浴室内を暖かくしてから入浴するという使い方になりますので、
冬場浴槽にお湯を貯めずシャワーだけという方は寒く感じると思います。そのような方には、浴室暖房換気扇を設置するということも良いのではないかと思います。
断熱性を考慮するにあたり、最も注意しなければいけないのは窓です。図で示したように、窓から逃げる熱の割合は全体の48%と最も大きいため、窓の断熱対策をしないと、どれだけユニットバス自身の断熱性能が良くても寒くなってしまいます。実際に冬場に窓から冷気を感じて、寒く感じたことが少なからずあったのではないかと思いますが、お風呂リフォームの際には、窓の断熱性を考慮することが必要です。