より素晴らしいLDKに
前述の通り、家族が自然と集まるリビングにするためには、現在の家族皆様一人ひとりの平日帰宅後の暮らし方、また休日の暮らし方を振り返る必要があります。
また、それと同時に「これからこのような暮らしをしてみたい」というご要望や、お子様の成長と共に生活スタイルの変化、家族構成の変化から将来性も見越し、これからの暮らし方も考えると、より素晴らしいリビング、ダイニングの形が見えてくるのではないかと思います。
リフォームの本質は現在よりも暮らしが快適になること
住まいのLDKの使い方は食事をしたり、テレビを見て寛いだりですが、普段の生活では日中仕事や学校、夜遅くまで部活動など、家族全員の生活リズムが異なる中で、LDKは家族が集まる大切な場所になります。そのため、家族皆が集まる食事や団欒の時間も限られますので、その時間を大切にしたい、また快適に過ごせるようにしたいというお気持ちは、どのご家庭でも同じではないかと思います。
最近では、各自が部屋に籠って自分の時間を楽しむ傾向もある中、帰宅後の家族一人ひとりの生活スタイルは異なります。お子様であれば、勉強したり、遊んだり。ご主人様であれば本を読んだり、パソコンでインターネットを見たり。奥様であれば家事や趣味などがあったりすると思いますが、それが各自の部屋ではなく、LDKでできるようにすることで、家族が自然と集まるLDKになれば一番理想的ではないでしょうか。
帰宅後はお部屋でパソコンを使うことが多いという方には、リビングでパソコンを使える環境を整えたり、お子様の勉強であれば勉強ができる環境をリビングで整えてあげたりと。リビングで何でもできるようになれば良いというわけではありませんが、リビングの一つの空間でそれぞれのやりたいことができるようになることは、自然に家族が集まることに繋がり、またそれぞれがバラバラなことをしていても、コミュニケーションが自然と生まれ、それによりご家族の関係性も大きく異なってくるはずです。
家族全員が楽しく快適な暮らしになる大きな可能性がある
そう考えると、家族皆が時間を共有する場であるリビング、ダイニングの形によっては、家族の暮らし方は大きく変わってきます。内容次第では、家族全員が楽しく快適な暮らしになる大きな可能性がLDKリフォームにあると言っても良いのではないかと考えます。
そのためには、家族皆のそれぞれの想いがLDKのリフォーム内容に集約することができると、これからの暮らしが楽しく、快適な暮らしに繋がると思います。
前述の通り、家族が自然と集まるリビングにするためには、現在の家族皆様一人ひとりの平日帰宅後の暮らし方、また休日の暮らし方を振り返る必要があります。
また、それと同時に「これからこのような暮らしをしてみたい」というご要望や、お子様の成長と共に生活スタイルの変化、家族構成の変化から将来性も見越し、これからの暮らし方も考えると、より素晴らしいリビング、ダイニングの形が見えてくるのではないかと思います。
ご家族が自然とLDKに集まるように考えることは大切ですが、キッチン、ダイニング、リビングでの本来の役割を考えた際に、日常的に生活していく上で直接的に関係してくることには最大限配慮すべきであり、まずは日常生活が快適に送れるように考えることが大切です。
そのため、現在LDKをご使用している中で、ご不満やお困りごとなどは必ず改善すべきです。その内容はご家庭によって異なりますが、調理がしづらい、食事テーブルが小さい、座る場所が狭い、散らかりやすい、動線が悪い、物の置き場がない、日当たりが悪く暗い、冬場が寒い・・・等が挙げられると思います。
また、その日常生活をしていく上で考慮すべき必要不可欠なことに家事があります。調理、掃除、洗濯などのお困りごととして、調理スペースが狭い、物が溢れていて掃除が面倒である、リビングで洗濯した衣類をたたむ、アイロンする場がほしい等もあったりします。家事以外でもご家庭により、仕事ができるようにしたいやお子様の勉強できるようにしたいなど、必ずやっていることもあると思います。
リフォームする本質は、現在よりも暮らしが快適になることであり、それは、実際のキッチン、ダイニング、リビングの現在の使用用途における問題点を抽出して解消することが、何よりも優先して検討すべきことです。
キッチン周辺が最も物が溢れる箇所の一つですが、これについてはキッチンリフォームのポイントをご覧ください。
キッチン、ダイニングは調理や食事の際の日常用品やストック品等、またリビングは家族が集まる空間ですので、それぞれがやりたいことを持ち寄ってしまうことから、LDKは非常に物が溢れやすい部屋になります。
物が溢れていると大変になるのは掃除です。掃除をする際にはその物をずらして、または片付けながら掃除をしなければならないため、家事が大変になります。
ですので、そうならないようにリビング、ダイニングにて使用される物を暮らし方から想定し、その置き場、もしくは収納場所をつくってあげることが大切です。時にはリビングにお客様をお通しすることもあるのであれば、お招きしやすい綺麗な環境を日常的に維持できるような収納の工夫も必要ですし、また物が溢れずスッキリしていることは、ご家族皆様が気持ちよく暮らしをできることにも繋がるはずです。
収納を検討する際、LDKの広さにも限りがありますので、収納スペースを設置することで狭くなってしまうことから、収納を敢えて少なくする、または設置しないという考え方もあります。しかし、そのようなケースには生活している中で物が徐々に溢れてきたり、またそれを片付けるため当初予定をしていなかった市販の家具を購入したりということで、最終的には実際に使用できるLDKの有効スペースが狭くなってしまうということがよくあります。
これについてはご家族におけるLDKの暮らし方によって当てはまらないこともありますが、普段からのキッチン、ダイニング、リビングがどのような状況になっているかということを見れば、収納の必要性は見えてくると思いますが、LDKでの暮らし方を考えて物の収納(配置)を考えることは非常に大切なことではないかと思います。
実際のリビング、ダイニングでの暮らし方はリフォームする目的を明確にする上で非常に大切なことでありますが、同時に家族が集まる場所だからこそ、身体的(体感)な部分においても安心・安全、快適な空間にすることが大切です。
これらの問題点をできる限り解消することは、必ず安心・安全、また快適な暮らしに繋がります。
そのためには、お住まいの状況をしっかりと把握(診断)しなければいけません。その状況によっては、ご要望される内容以外の必ずやらなければいけない内容であったり、今後を鑑みてやっておいた方が良い内容が出てきます。
そうなるとご予算にも関わってくることになりますので、全てを行うということは難しいこともありますが、その際には一般的に優先順位を設けて行うことになると思います。リフォームの良い点は、必ず全ての内容を行わないといけないというのではなく、中には後々でもできる内容もありますので、無理のないご予算の中でリフォームの程度、範囲を検討すると良いと思います。
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